【趣味のこと】 の記事

 好きなものに囲まれて暮らすことは、この上ない幸せです。

 以前にアンティークの家具が好きで愛用しているということを、少し書かせていただきましたが、アンティークの小物類にいたっては、好きなものに出会うと眠っていた物欲に突如火が点いて、自制心を失うことがしょっちゅうです。

 ジェイパールのお客様も気の合う方が多く、ジェイパールのジュエリーを使わないときは飾ってくださっているとか、ジェイパールコーナーをご自宅に作っているとか嬉しいお話をよくお聞きします。ショップでディスプレイに使っているアンティークの小物類にはほとんどの方が興味を持ってくださる様子。

 それで調子に乗ったというのか、趣味が高じたというのか、ショップでもアンティークの厚ガラスのジュエリーケースの取り扱いを始めました。アンティークの小物は見るだけでも楽しいので、是非、ショップにいらした折には、ご覧になってみてくださいね。

 

オルモルの独特の色合いと、少しグリーンを帯びた厚いガラスの味わいが、現代のものでは出せない雰囲気です。

 

ジェイパールのジュエリーとは相性抜群です。

色々なアンティークジュエリーケースをオンラインショップでもご紹介しています。

 


 昨年12月に代官山に蔦谷書店が出来て、通称「大人tutaya」と言われて話題になっていますが、もう足を運ばれた方も多いでしょうか。本や、映画や、音楽がお好きな方達には、とても楽しめる空間ですので、是非、代官山にお越しの折には立ち寄ってみてくださいね。
 
 代官山蔦谷書店に対抗してではありませんが、私の自宅にも廊下図書館というものがあります。色々な思い出のある昔読んだ文庫本を、捨てきれずに置いている、ノスタルジックな気分に浸る場所を、勝手に名付けているだけですが。

 ちゃんと司書もいます。
廊下図書館2

読書室。お茶も飲み放題です。お時間のある方はどうぞごゆっくり。
廊下図書館

読書室ではお静かに。
読書室


 昨日、地上波で、「悪人」という映画をやっていました。2010年のモントリオール世界映画祭で深津絵里さんが最優秀女優賞をとったりして、かなり話題になりましたね。以前から、周りの人に薦められていたので見てみました。内面の闇の部分を描いた日本映画には昔から好きなものが多いのですが、久しぶりに、しっかり最後まで集中して見てしまいました。見た後に、すぐには感想の言えないような、しっかり噛み砕いて考えないと、答えの出せないような印象でしたが、一日たっても答えは出ません。
生きていれば、誰もが少しは体験している、心の傷を思い出すような、魂が痛いような哀しい映画でしたが、何故か、不思議な透明感のある映画でした。

誰が本当に悪人だったんでしょうね。悪人って何なんでしょうね。

あまりよくわかりません。
パールちゃん


 今日、お客様から、ヨーロッパ旅行の際に撮ったノイシュヴァンシュタイン城のとても素敵な写真を沢山見せて頂きました。19歳でバイエルンの4代目の国王になり、狂王と言われたルートヴィヒ2世の夢の跡です。
 私も一時期、夢中になったことがあるルキノ・ヴィスコンティの映画で、ルートヴィヒー神々の黄昏ーという、荘厳な映画がありました。若い時、絶世の美貌で有名だった、ルートヴィヒ国王の数奇な生涯を描いたものです。若くして国王になると、作曲家ワーグナーのパトロンになったり、絢爛豪華なお城の建造にのめりこんだりしたあげく、晩年は、完全に現実逃避をして、お城に籠もって異常な生活を送るようになりました。最後には、家臣達によって廃位に追い込まれ、廃位の翌日に謎の死を遂げます。
 お客様からお写真を見せて頂き、沸々と、忘れていた行きたい気持ちが高まりました。近年は、海外旅行といっても、ほぼ素材の買い付けや、仕事絡みが当たり前でしたが、いずれは、仕事抜きで、憧れのヨーロッパのお城などを、妄想に耽りながら巡る旅でもしたいものです。(まさに現実逃避モードです。)

何日ぐらいお留守番出来るのでしょうか。
ワタちゃん


お店からの帰り道、ジャック・オ・ランタンの飾りつけをしたレストランで外国の方達が集まって賑やかにパーティをしているのを見かけました。そういえば10月31日はハロウインですね。ハロウインは11月1日の万聖節の前夜の行事ですが、日本では、クリスマスなどと同じように、宗教行事というよりは、文化行事のような感じですね。

ハロウインというと、色々思い出すのですが、
最初にハロウインを知ったのは、子供の時大好きだったスヌーピーの登場するピーナッツの漫画でした。ルーシーの弟で、いつも毛布を持っているライナスが、ハロウインの日にはかぼちゃ大王が出ると信じていましたね。

そういえば、これも高校生ぐらいの頃ですが、内田善美さんという方が描いた「万聖節に黄金の雨が降る」というタイトルのとても、ロマンティックな漫画がありました。ストーリーは今となっては余り覚えていないのですが、幻想的なタイトルと、完成された緻密で綺麗な絵が印象的でした。ご存知の方いらっしゃるでしょうか。短い期間で漫画家を辞めて、今は消息もよくわからないそうです。芸術家肌だったんでしょうね。

ちなみに、私もずっと昔は漫画家か、小説家になりたいと思っていましたが、何故か、ジュエリーデザイナーになりました。不思議ですね。

猫好きですが、犬も好きです。
スヌーピー