今日、お客様から、ヨーロッパ旅行の際に撮ったノイシュヴァンシュタイン城のとても素敵な写真を沢山見せて頂きました。19歳でバイエルンの4代目の国王になり、狂王と言われたルートヴィヒ2世の夢の跡です。
 私も一時期、夢中になったことがあるルキノ・ヴィスコンティの映画で、ルートヴィヒー神々の黄昏ーという、荘厳な映画がありました。若い時、絶世の美貌で有名だった、ルートヴィヒ国王の数奇な生涯を描いたものです。若くして国王になると、作曲家ワーグナーのパトロンになったり、絢爛豪華なお城の建造にのめりこんだりしたあげく、晩年は、完全に現実逃避をして、お城に籠もって異常な生活を送るようになりました。最後には、家臣達によって廃位に追い込まれ、廃位の翌日に謎の死を遂げます。
 お客様からお写真を見せて頂き、沸々と、忘れていた行きたい気持ちが高まりました。近年は、海外旅行といっても、ほぼ素材の買い付けや、仕事絡みが当たり前でしたが、いずれは、仕事抜きで、憧れのヨーロッパのお城などを、妄想に耽りながら巡る旅でもしたいものです。(まさに現実逃避モードです。)

何日ぐらいお留守番出来るのでしょうか。
ワタちゃん


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