【セミオーダーリフォームについて】 の記事

最近、黒真珠が人気ですね。

天然で黒い色の真珠は、黒蝶貝から採れる真珠だけで、黒蝶真珠(黒蝶貝真珠)と呼びます。95%以上の黒蝶真珠がタヒチ産です。

大きさは9mm以上の大きいものがほとんどです。

 

リフォームのご依頼でお預かりした黒蝶真珠のリングです。

一言で黒といっても、真珠特有の神秘的な干渉色がおりなす様々なニュアンスに富んだ色がありますが、こちらはグリーンがかった深みのある色合いです。

真珠の脇石には大きめのトリリアントカットのダイヤがあしらわれています。

とても高価なリングだと思いますが、寝かせていては勿体ないので、日常に活躍するデザインにリフォームさせていただくことになりました。

 

こちらがリフォーム後です。

コロンと大きな真珠は、シンプルなk18のリングに。

リングの腕は艶消しです。かしこまった顔の真珠が、お洒落でちょっと愛らしさもあるのびのびした雰囲気になった気がします。

 

脇石のダイヤも、トリリアントカットの上質なものでペアになるものは珍しいのでシンプルなピアスに。

 

一緒に使ってもとても素敵だと思います。

これから沢山活躍しますように!

 


学生の頃からずっと仲の良いお友達同士のお客様。

今は離れた土地で暮らしていらっしゃいますが、数か月毎に代官山で落ち合って、ジェイパールにご来店くださっています。

楽しい女子会のような、きらきらした雰囲気に、私も参加している気分でいつもとても楽しみにしているのですが、コロナの影響もありちょっと延期になってしまいました。

 

以前に、それぞれにお手持ちのエメラルドのジュエリーからリフォームをして、さりげなくお揃いのイメージになるようにお作りしたブレスレットです。

お二人の雰囲気に合わせて少し違うデザインです。

 

こちらがブレスレットになる前のご持参いただいたエメラルドのペンダントヘッド。

 

こちらのお客様はアンティークのような雰囲気と、華やかさがお似合いなので、ダイヤをあしらったデザインに。

 

もう一人のお客様がご持参されたエメラルドのリングです。

 

洗練されたスタイリッシュな雰囲気がお似合いなので、少しシンプルなデザインに。

 

どちらも大人の女性の手元に相応しい、豪華で美しいブレスレットになりました!


星のモチーフで人気のステラのシリーズですが、リフォームの場面でもとても人気です。

リングや、ペンダントヘッド、ピアスなど色々なアイテムで活躍していますが、今日はリングのリフォームを2点ご紹介しますね。

 

なかなか出番のない翡翠のリングを普段にも使いやすいシンプルなデザインにしたいとのご依頼をいただきました。

 

お客様の雰囲気に合うような、引っかかりのないフクリン留めのシンプルなデザインにして、ステラの星のパーツをあしらいました。

 

美しいグリーンに小さな星が映えて、ボリューム感のある、洗練された印象のリングになりました。

ご愛用いただけているようで、とても嬉しいです!

 

こちらは別のお客様からお預かりしたロンドンブルートパーズのリングです。

色が気に入って海外でお買い求めになられたものだそうですが、何となく使う機会がないとのこと。

 

お話を聞きながら、気に入っている部分と気に入ってない部分がはっきりしてきたので、

元のデザインの気に入っている部分は活かしながら、リングの高さを抑え、爪をシンプルにし、全体にすっきりさせて、ステラの星をあしらうことになりました。

 

ロンドンブルートパーズの深みのある青に星のモチーフが夜空のイメージ。

 

スタイリッシュな雰囲気のお客様にとてもお似合いでした。

どんどん活躍しますように!


新年おめでとうございます。

皆様良いお正月をお過ごしでしたでしょうか。

 

毎年恒例の猫まみれ天国のお正月もあっという間に終わり、昨日からふわふわっと仕事を始めています。

新年早々、ノートパソコンがテーブルから勢いよく落ちるという不可思議なことがあり(猫ちゃんがテーブルクロスを引っ張ったわけですが…)ホラー映画のバックミュージックのような音を奏でるパソコンで恐る恐る書いています。

 

早速なのですが、今年は2月21(金)~27日(木)まで松屋銀座のイベント、3月にはまた関西の百貨店のイベント、5月の薔薇の季節には代官山店でのイベントを予定しています。

来月あたりから突如慌ただしくなるのが目に見えているので、今月のうちに、ご紹介できてなかったリフォームやオーダーのジュエリーなどのご紹介を出来るだけさせていただきますね。

遡ってご紹介したいものも沢山溜まっているのですが、先ず昨日納品させていただいたものから振り返る形で順番に。

 

新年最初の納品になったリフォームの黒真珠のペンダントヘッドです。

 

お預かりしたのは下の写真右側の大きな黒真珠のペンダントヘッドです。

存在感のあるユニークなバロックパールです。

眺めていると洋ナシのように見えてきたので、ナチュラルな形を活かしてご提案させていただきました。

 

 

バチカン部分を枝のような有機的な形にして、より葉脈などを表現した葉っぱにしました。

 

長めのぺパンシリーズのパールチェーンと合わせて、早速ご着用いただきました!

大人っぽくてとても素敵でした。

次回も引き続き(パソコンが動く限り!)ご紹介しますね。


ジュエリーのリフォームやオーダーのご依頼を沢山いただいていますが、中でもオパールリングのリフォームのご依頼はとても多いです。

それぞれに異なる遊色が魅力的なオパールはお預かりして眺めていても楽しい石です。

そんなオパールを使ったリフォームですが、シードパールの取り巻きのデザインをご希望される方が多いのは、ジェイパールだからなのでしょうか。

前にも書きましたが、お持込の石のサイズがそれぞれ違うので、数少ないシードパールの中から大きさを選んで調整するのが、なかなか大変なのですが、綺麗に出来上がった時の清々しい気持ちにはまって楽しんでいます。

 

お預かりしたオパールのリング。おばあ様から譲られたものです。

8.5ミリ×11.5ミリの縦長の形。ブルーやピンクの光がバランスよく魅力的で綺麗なオパールです。

 

1.6mmぐらいのシードパールを使ってリングに仕立てました。

 

 

神秘的なオパールを柔らかな輝きの白いパールが取り囲んで、心が安らぐ美しさ。

 

こちらは別のお客様からお預かりのオパールのリングです。

やはりおばあ様から受け継がれたもの。

マットな雰囲気のあるホワイトオパールでレトロで温かな味わいがとても素敵です。

8.5㎜×10.5㎜のオパールです。

 

少しだけ存在感のある2㎜のシードパールの取り巻きでペンダントヘッドに仕立てました。

とても綺麗に仕上がりました。

 

これからの季節のニットなどにも上品になじみそうな、絶妙な白と白のニュアンスが素敵です。

 

シードパールの取り巻きのジュエリー。

作るほどに、少し懐かしく、温かくて美しい、永遠の定番ジュエリーだと感じています。