5月も中旬になろうとしています。早いですね。

ジェイパール代官山店のベランダでは一足遅れて咲き始めた鮮やかなピンクのバラが今満開を迎えています。

建物の下から見上げるとこんなに。(ジェイパールは建物の3階にあります)

 

レオナルドダヴィンチという薔薇です。

こちらはアンジェラです。

 

3月の天然石のセミオーダーフェアでのご注文品は順調にお客様の元に納品中です。

作業工程が多く、ちょっとお待たせしているお品もありますが、大切に丁寧に進めていますので、出来上がりを楽しみになさってくださいね。

 

ルースの状態だった天然石がそれぞれのお客様のための特別な、世界に一つだけのジュエリーになっていく過程はどれも楽しい時間でした。一部ご紹介させていただきますね。

 

ルチルクオーツはコロンとした可愛いペンダントヘッドになりました。

どんな装いにも活躍しそうです。

 

真ん中にマーキスカットのアメジスト、

両サイドには淡い色のシトリンと、濃い色のシトリン。

セミオーダーならではの配色が楽しいリングです。

 

シトリン、パール、アクアマリンの配色もとても新鮮でした。

 

夜空のような深いブルーのロンドンブルートパーズのチャームはステラシリーズのネックレスに合わせて。

大切な方への贈り物です。お守りになってくれますように。

 

バラをかたどった淡いピンクのサンゴのリングはアイスバーグと名付けられました。

高貴な白ばらのイメージのアイスバーグですが、実は夢の様に美しいピンクに色づくときがあります。

こちらです。似てますよね!

 

お手持ちのヴィオラトリコロルのスミレのペンダントヘッドに似合うようにとオーダーされた、ライトアメジストとラブラドライトを交互に配したネックレスです。

 

セミオーダーならではのオリジナリティのあるお洒落なチャームも楽しく作らせていただきました。

それぞれに意味や思いの沢山詰まったジュエリーになりました。


今日は天然石を使ったセミオーダーのリフォームのご紹介をしますね。

おばあ様から譲り受けたプラチナ台にダイヤの取り巻きのクリソベリルキャッツアイとオパールのリングです。とても大切にされてきたお品です。

 

遊色効果の美しいオパールです。

クリソベリルキャッツアイもとても素敵ですね。

 

美しい貴重な宝石ですが、日常に活躍するデザインではないとのことで、セミオーダーリフォームのご相談をいただきました。

ご希望は普段にも使いやすいネックレスです。今回はメインのクリソベリルキャッツアイとオパールだけを利用することになりました。

クラシックな味わいが魅力的な石ですので、よりアンティークのような雰囲気に、ミル加工を施したノワイユのモチーフを使ってシードパールの取り巻きのデザインをご提案しました。

 

 

繊細なチェーンと、取り巻きには希少なアコヤ真珠の1.5ミリ以下のパールを使いました。

優しい印象になり、美しい宝石がより引き立って見えます。

とても気にっていただけました。

 

 

 

ゆくゆくはお嬢様に譲っていかれるとのことで、代々伝えられるジュエリーのリフォームに携われてとても光栄でした。

 


 今日もセミオーダーリフォームのご紹介です。

セミオーダーの範囲で世界に一つだけの特別なデザインにリフォームも出来るというご紹介をしようと思います。

今日は出来上がりまでのプロセスも含めてちょっと長めです!ゆっくりご覧くださいね。

 

今回お預かりさせていただいたのは、ボリューム感のあるプラチナ台のダイヤリングと、大きな一粒ダイヤのネックレスです。

 

このリングとネックレスの形をそのまま使って違ったイメージにリフォームさせていただくことになりました。

花がお好きでジェイパールのジャルダンのシリーズも気に入っていただいているお客様ですので、

ジャルダンシリーズの既存のパーツを使って、特別感のあるデザインをご提案させていただくことになりました。

 

こちらが最初のプランです。

元のダイヤのリングとネックレスの土台はそのままにジャルダンのマーガレットの大小のパーツと、

パールを使い、リングやネックレスに合わせてアレンジをしたデザインです。

 

イメージ画と合わせて、マーガレットなどの地金のパーツを仮置きした状態をご覧いただきました。

ジャルダンシリーズは地金の上に手描きで絵付けをしますので、絵付け前はこのような感じです。

この段階も全てメールでのやり取りだけで可能です。

 

マーガレットも気に入っていただきましたが、ご相談の結果、やっぱりバラの花がお好きということで、再度バラモチーフを使ってご提案させていただくことになりました。

いくつかプロセスを辿る中で、ご自分にしっくりくるイメージがはっきりまとまってくるものなので、この段階での練り直しは全く問題ありません。むしろ、一緒に形を作り上げるまでのワクワクする楽しい時間です!

 

こちらがジャルダンのバラの花のモチーフで再提案させていただいたデザインです。

 

 

 

とても気に入っていただきました!

次にバラにつける色を決めました。

ジャルダンのシリーズは全て手描きで絵付けをします。ヴィオラトリコロルの松田が絵付けをしてくれるので、小さなパーツにも驚くほど精緻で多彩な色合いがあり、それがジャルダンシリーズの魅力になっています。

色見本は過去の作品から、選んでいただくことになりますが、今回はこちらのブローチのバラの色を選んでいただきました。

この部分です。

 

こちらがゆっくりと時間をかけて出来上がったリングとネックレスです。

世界に一つだけの素敵なジュエリーになりました。

 

こうして書いていると、やりとりさせていただいた楽しい思い出も蘇り、ちょっと素敵な朝になりました。

今日は店休日ですが、これからお店のバラの水やりに行ってきます!


先日開き始めたエントランスのピエールドロンサールのバラの蕾が、あっという間に満開になりました。

 

散ってしまう前に一部を収穫しました。

香りに包まれて幸せで贅沢な気分です。

 

去年は密かに初めてのポプリ作りを楽しみましたが、

 

今年はアンティークの器や、花瓶、ポットなどにざっくりと活けて、

ほんの少しの間、香りや色の華やぎを室内で楽しもうと思います。

 

それぞれに合いそうな場所に移動。

真っ白なアイスバーグは白いドアの前に。

 

シックなカラーのマロンは、アンティークのドレッサーの上にぴったりです。

 

 

ピンクのバラがあるだけで、柔らかな優しい雰囲気が漂います。

 

明るい窓辺にも可愛いですね。

 

白い薄い花びらは、窓辺のレースのように光を柔らかくしてくれて素敵です。

 

 

明日でゴールデンウイークも終わりですが、代官山方面にお立ち寄りの際は是非遊びにいらしてくださいね。


本日も前回に引き続きダイヤを使ったセミオーダーリフォームのご紹介をさせていただきますね。

お預かりさせていただいたのは、プラチナ台にダイヤのテニスブレスレットと、一粒ダイヤのリングです。

地金もずっしりとして、とても豪華なお品ですが、使用することがあまりないとのことで、セミオーダーリフォームのご相談をいただきました。

 

元のプラチナ台を利用してデザインすることも出来ますが、ご相談の結果、今回はダイヤだけを取り出して利用することになりました。

リングとブレスレットから取り出したブリリアントカットダイヤです。

 

今回はリングへのリフォームをご希望でしたので、ダイヤのサイズに合わせてジェイパールのデザインの中から、お客様にお似合いになりそうなデザインをご提案しました。アンティークの風合いのあるシックで繊細な雰囲気がお好きなお客様です。

 

リングから外した一粒ダイヤはクローデットのデザインでご提案しました。脇石にもテニスブレスレットのダイヤを利用できます。元のデザインはローズカットダイヤを使用していますが、もちろんブリリアントカットダイヤでも素敵になります。

 

ダイヤが沢山あるので、以前から気に入っていただいていたという、ノワイユのフルエタニティリングもご提案させていただきました。

 

こちらが全てお客様のダイヤを使って製作したリング2点です。

2点を一緒に使っていただいても素敵ですし、出っ張りがないので、普段使いにもどんどん使っていただけるリングです。眠っていたダイヤも再び手元で活躍できることを喜んでくれていると思います!

 

メールでのセミオーダーリフォームのご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

今月はしばらくセミオーダーリフォームのご紹介を続ける予定ですので、ご興味がございましたら是非ご覧くださいね。