コロナは収束の気配も見えず、気の滅入りそうな日々ですね。
外出がままならない中、少しでも気分転換していただけるよう、まだご紹介出来ていないリフォームやオーダージュエリーを上げていこうと思います。
リフォームのご依頼をいただくことの多い、昭和の特徴的なデザインの縦長の大きな石のリング。
おばあ様から受け継がれた細長いオパールのリングです。
レトロで温かい雰囲気の昭和のジュエリーは、ヴィンテージファッションを着こなすような方達の間で人気がありますが、個性的な雰囲気で使いづらく感じる方も多いようです。
とてもお洒落なお客様ですが、使う機会がなく、引き出しの奥に眠っているとのことでした。
オリジナルジュエリーの方では、比較的小さな石を使うことが多いので、いつもと違った形や種類の石を扱わせていただくのはすごくワクワクします。
お客様とあれこれ楽しく相談しながら、長さと面を活かして、ジャルダンのリースモチーフを上にあしらったデザインにすることになりました。
こちらがリフォーム後。
虹色の美しいオパールが背景になって、とても素敵です。
リースにはダイヤやシードパールをあしらっています。
この形の石だからこそ映えるバランスです!
そしてこちらも同じ時代の特徴のある大きな縦長のサンゴのリング。
別のお客様のご依頼です。
以前にインスタグラムに掲載した上のオパールリングのリフォームに触発されたとのこと!
元々のリングの枠のデザインを気に入っていらっしゃるので、現状のままで、アレンジを加えることになりました。
上のオパールより一回り大きいため、サンゴに穴を開けて芯立てをし、ジャルダンのリースモチーフをあしらいました。
優しいサンゴのピンク色が背景になって、繊細な手描きの絵付けがとても映えます。
オパールとはまた違った雰囲気になりました!
次回も引き続きリフォームのご紹介をしますね。