2017.09.18. | ジュエリー
台風一過で、今日の東京は快晴でしたね。
お客様からご依頼いただいたのがきっかけで、
ここ数か月すっかりアンティークのような魅力のアコヤ真珠のグラデーションネックレスにはまって過ごしておりました。
1950年代までは主流だったパールのネックレスですが、アコヤ真珠で色や照りを合わせながら、大きさを絶妙なグラデーションに揃える大変さから、最近では滅多に見られなくなったネックレスです。
真ん中に7mmから7.5mmのアコヤ真珠。
それぞれ真珠の色や照りを合わせながら両端に向かってだんだん小さくなり、先端には3mmから3.5mmのベビーパールを配して連組をしています。
連組したパールを、珠と珠の間に一つづつ結び目を入れるオールノットの糸加工でネックレスに仕立てます。
ベビーパールのオールノット加工は技術の差が歴然で、カタカタしない流れるようなラインと、しなやかな手触りは真珠を知り尽くした一流の素晴らしい職人さんの仕事です。
この丁寧で熟練した仕上げの美しさが大切にされたアンティークのような風合いを醸し出す大きなポイントだと思っています。
横から見た時の奥行きのある美しさ。
首回りがほっそりと見えて、優しくエレガントな雰囲気。
この角度が最高に好きです。
この角度がやっぱり好き!
という感じで日々過ごしています!
沢山はありませんが、10月ぐらいから代官山店とオンラインショップでもご紹介したいと思っています。
ニットやヴィンテージテイストのワンピースなどにもぴったりですので、秋の楽しいおしゃれ計画のご参考までに。