前回、9月7日からのジェイパール代官山店「真珠とダイヤのガーランドフェア」の告知をさせていただきました。
このフェアでは、自分なりに原点に戻って、真珠やダイヤの様々な色や、形、大きさなどによる表情の違いをたっぷり楽しんでいただこうと思っているのですが、まず一番シンプルなレーザーホールダイヤモンドを使ったものからご紹介しますね。
レーザーホールダイヤモンドは、ダイヤ自体に直接穴を開けることで、全方向から光を取り込めて、まさにダイヤの輝きの美しさそのものを味わうための素材です。
ペアで0.55カラットのレーザーホールのブリオレットカットダイヤのピアスです。
クレール ド リュヌ(月の光)というタイトルで以前から大切に作っていたシリーズですが、素材が手に入ったときだけ復活します。
この大きさはこれまで作った中で一番大きいものです。
色合いも本当に神秘的な月明かりのような、柔らかいほんのりしたイエローです。
そしてこちらは向かって左側がペアで0.51カラット、右側がペアで0.17カラットのレーザーホールのブリリアントカットのダイヤのピアスです。
上のブリオレットカットとはまた違った見え方で、こちらはアコール(和音)というシリーズのもの。
やはり、素材が手に入ったときだけ、復活させています。
初めて作ったときに、和音というタイトルをつけたくなっただけあって、調和した、静かな佇まいが、清澄な響きを奏でているようなイメージです。
左の大きな方のペアは、やはりこれまで作ったブリリアントカットのレーザーホールダイヤの中で一番大きなサイズです。ニュアンスのあるシャンパンカラーもとても魅力的です。
「何も足さない、何も引かない。ありのまま、そのまま。この単純の複雑なこと。」
お酒のCMの名コピーです。まさにそんな感じです。