【セミオーダーリフォームについて】 の記事

今日は天然石を使ったリフォームをご紹介させていただきます。

 

センターにシトリンを使ったk18のリングをお預かりしました。

譲り受けられたものとのことで、凝ったデザインですがお客様のお好みのタイプではないため、使う機会がなかなかないそうです。

リフォームで古いものをお預かりすると、面白い作り方なども拝見出来て、勉強にもなりますしとても楽しいです!

ですが、身に着けられてこそのジュエリーですので、使いやすいデザインにリフォームさせていただくことに。

シトリンの形を活かしたシンプルなペンダントヘッドに作り直し、マルチカラーのサファイアを使ったサフィールシリーズのチェーンを合わせました。

シトリンの色合いと、カラーサファイアの柔らかな色合いが絶妙なニュアンスで、クラシックですが、華のある雰囲気で、スクエアなトップにサフィールの丸い形が柔らかさも添えて良い感じです。

シンプルなニットやワンピース、カジュアルやドレスアップした装いにも合わせやすい活躍するデザインだと思います。

是非、沢山ご愛用くださいね!


今日はパールリングのセミオーダーリフォームのご紹介です。

 

照りの美しい一粒のアコヤ真珠にプラチナ台のリングをお預かりしました。

しっかりした爪で上質なパールが留められた、重厚でベーシックな雰囲気です。

 

パールと脇石のダイヤを外して、

プラチナ台の地金だけお引き取りさせていただくことになりました。

 

美しいパールが映える、人気のボヌールシリーズのリングにリフォームさせていただきました。

同じパールですが、がらりと表情が変わって愛らしくなりました!

長い年月を経たと思えない、生まれたてのような美しいパールです。

 

爪で挟まないので、アコヤ真珠の丸い美しい形と、色合いがそのまま映えます。

 

大好きなパールが、また活き活きとお客様の手元で輝くことを想像して、幸福な気分で送り出しました!

 


2月になりました!

窓の外の綺麗な青空を眺めながら、良い気分で今日もセミオーダーのリフォームのご紹介です。

 

こちらはお客様がご自身でご購入されたダイヤのリングだそうです。

とても素敵なリングですが、ピンキーリングのサイズで、なかなか活躍する機会がないとのこと。

思い切ってもっと使いやすいデザインにリフォームされることになりました。

 

大きめのセンターのダイヤは、片方の耳だけにピアスの穴が開いているということで、

大人っぽい贅沢感のある大きな一粒ダイヤのプラチナのピアスに。

毎日でも着けられそうです。

 

残ったリングの腕はそのまま利用して、中心にステラの星のモチーフをあしらって、個性的でおしゃれなリングになりました。

 

お客様の雰囲気にぴったりなオリジナリティのあるデザインです。

段差をつけずにフラットに仕上げたので、引っかかったり、回ったりしずらく、ピンキーリングとして安心してご使用いただけそうです。

是非、ご愛用くださいね!


1月も終わりですね。
更新が遅れましたが、変わらず忙しく過ごしておりました!

先日今年最初の関西のイベントが終わり、次は2月27日から東京で松屋銀座のイベントを控えています。
春らしい限定商品や一点ものなども色々製作中ですので、2月中旬ぐらいからこちらでご紹介させていただく予定です。楽しみにお待ちくださいね!

それまで、しばらくご紹介をしていなかったリフォームや、オーダーの商品などご覧いただこうと思っています。

リフォームは本当に沢山のご依頼をいただくようになりました。
お預かりするものはそれぞれに、由来や思いの詰まったものですので、出来る限り想像を働かせて、心を寄せることから始めるように努めています。
世の中に高価な宝石や、珍しい素材は色々ありますが、時間や思い出など、交換の出来ないかけがえのないものを託されるので扱いには緊張もあり、喜びも沢山あります。

 

こちらはお客様がおばあ様から譲り受けたリングから取り出したダイヤです。

 

このダイヤを使って、今年成人式を迎えられたお嬢様にプレゼントされたいとのことで、

ボヌールシリーズのリングに仕立てさせていただきました。

 

裏側がリボンのモチーフになっています。

リボンは愛らしいモチーフですが、絆の意味合いがありますので、おばあ様から、お母様、そしてお嬢様への

家族の温かな結びつきが感じられて、これから先ずっとお守りになってくれそうです。

今年の成人式の日に着用いただいたとのことで、すごく可愛いお写真を拝見しましたが、

製作しながら感情移入をしていたので、私も勝手に身内のような気分で嬉しかったです!


本日も引続き、セミオーダーリフォームのご紹介です。

譲り受けたアコヤ真珠のネックレスは糸替えのご依頼がとても多いお品です。

お預かりした時は大体、この写真のように、隙間が出来ている事がほとんどです。

これは撚られている糸が劣化して、ほつれて緩んでいる状態です。

この状態で使用し続けると、何かのタイミングで切れて、珠がバラバラになってしまう可能性がありますので、糸替えが必要です。

 

糸替えの方法は大きく分けて、①糸加工 ②ワイヤー加工があります。

それぞれに特徴がありますが、ワイヤーに関しては改めるとして、今日は糸加工の説明をしますね。

 

パールネックレスの糸には、絹糸、テトロンなどの化学繊維、超強力ポリエチレンGPTが使われますが、強度が一番あるのはGPTという素材になります。ジェイパールでは特にご指定がなければGPTを使用します。

糸加工の方法にはサイドノット(一般的なプレーンな加工方法です)、もしくはオールノットという方法があります。

ノットは結び目のことですが、オールノットは珠と珠の間に結び目を一つずつ作る方法で、とてもしなやかさが出ることと、万が一切れた時でも珠がバラバラにならないという特徴があります。

大きな珠や、色々アレンジをして使うロングネックレスには特にお勧めですし、クラシックな雰囲気に見えることも個人的に大好きです。手間と時間がかかり、技術の差がとても出るので、熟練した専門の職人さんに依頼していますが、珠の大きさや穴の大きさに合わせて絶妙な加減が出来るにはやはり、口頭で伝えきれない、沢山の経験が必要です。

ただその分加工費が高くなりますし、後で長さを直したいという時も手間がかかりますので、ニーズに合わせてご検討くださいね。

 

今回は元々サイドノット加工のものでしたが、オールノットで糸替えすることになりました。

合わせて、長さも40センチの短めのチョーカーに。

 

オールノットです。珠と珠の間の結び目があります。

しなやかに仕上がりました。

 

オールノット加工で短めにしたことで余った真珠。

 

余った真珠を2珠利用して、ご注文いただいたダイヤのピアスのチャームを作りました。

 

短めのパールネックレスと、揺れるピアスをボーダーのカットソーに合わせて、とてもお洒落につけてくださいました!

是非、沢山ご愛用くださいね。