太陽光と照明の下で色が変化する神秘的な宝石アレキサンドライト。
1830年にロシアのウラル地方で発見され、皇帝アレクサンドル2世にちなんで名付けられたそうです。
繊細なミル加工を施したノワイユシリーズのリングのデザインで中央の石をアレキサンドライトでオーダーをいただきました。
小さくても透明感があり、カラーチェンジのはっきりした上質なアレキサンドライトをいくつか厳選しました。
写真ではなかなか伝えられませんが、希少石コレクターの方々がはまるのも納得のとても魅力的な石です。
小さな石を手に持って、室内や外の光の違う場所をウロウロしながら、カラーチェンジを確認するのですが、時間を忘れる面白さでした。
アレキサンドライトの両サイドには美しいブリリアントカットのダイヤです。
ダイヤを留めた状態まで制作をして、センターのアレキサンドライトは仮置きしながら実際にご覧いただくことにしました。
お客様に選ばれたアレキサンドライト。
深いフォレストグリーン。
夜の照明の下ではキラキラ光るすみれ色にカラーチェンジします。
とてもお似合いでした。
楽しいご依頼に触発されて、アレキサンドライトのジュエリーをいくつか作ってみたくなりました。