【セミオーダーリフォームについて】 の記事

今日はパールリングのセミオーダーリフォームのご紹介です。

 

照りの美しい一粒のアコヤ真珠にプラチナ台のリングをお預かりしました。

しっかりした爪で上質なパールが留められた、重厚でベーシックな雰囲気です。

 

パールと脇石のダイヤを外して、

プラチナ台の地金だけお引き取りさせていただくことになりました。

 

美しいパールが映える、人気のボヌールシリーズのリングにリフォームさせていただきました。

同じパールですが、がらりと表情が変わって愛らしくなりました!

長い年月を経たと思えない、生まれたてのような美しいパールです。

 

爪で挟まないので、アコヤ真珠の丸い美しい形と、色合いがそのまま映えます。

 

大好きなパールが、また活き活きとお客様の手元で輝くことを想像して、幸福な気分で送り出しました!

 


2月になりました!

窓の外の綺麗な青空を眺めながら、良い気分で今日もセミオーダーのリフォームのご紹介です。

 

こちらはお客様がご自身でご購入されたダイヤのリングだそうです。

とても素敵なリングですが、ピンキーリングのサイズで、なかなか活躍する機会がないとのこと。

思い切ってもっと使いやすいデザインにリフォームされることになりました。

 

大きめのセンターのダイヤは、片方の耳だけにピアスの穴が開いているということで、

大人っぽい贅沢感のある大きな一粒ダイヤのプラチナのピアスに。

毎日でも着けられそうです。

 

残ったリングの腕はそのまま利用して、中心にステラの星のモチーフをあしらって、個性的でおしゃれなリングになりました。

 

お客様の雰囲気にぴったりなオリジナリティのあるデザインです。

段差をつけずにフラットに仕上げたので、引っかかったり、回ったりしずらく、ピンキーリングとして安心してご使用いただけそうです。

是非、ご愛用くださいね!


1月も終わりですね。
更新が遅れましたが、変わらず忙しく過ごしておりました!

先日今年最初の関西のイベントが終わり、次は2月27日から東京で松屋銀座のイベントを控えています。
春らしい限定商品や一点ものなども色々製作中ですので、2月中旬ぐらいからこちらでご紹介させていただく予定です。楽しみにお待ちくださいね!

それまで、しばらくご紹介をしていなかったリフォームや、オーダーの商品などご覧いただこうと思っています。

リフォームは本当に沢山のご依頼をいただくようになりました。
お預かりするものはそれぞれに、由来や思いの詰まったものですので、出来る限り想像を働かせて、心を寄せることから始めるように努めています。
世の中に高価な宝石や、珍しい素材は色々ありますが、時間や思い出など、交換の出来ないかけがえのないものを託されるので扱いには緊張もあり、喜びも沢山あります。

 

こちらはお客様がおばあ様から譲り受けたリングから取り出したダイヤです。

 

このダイヤを使って、今年成人式を迎えられたお嬢様にプレゼントされたいとのことで、

ボヌールシリーズのリングに仕立てさせていただきました。

 

裏側がリボンのモチーフになっています。

リボンは愛らしいモチーフですが、絆の意味合いがありますので、おばあ様から、お母様、そしてお嬢様への

家族の温かな結びつきが感じられて、これから先ずっとお守りになってくれそうです。

今年の成人式の日に着用いただいたとのことで、すごく可愛いお写真を拝見しましたが、

製作しながら感情移入をしていたので、私も勝手に身内のような気分で嬉しかったです!


今日は天然石を使ったセミオーダーのリフォームのご紹介をしますね。

おばあ様から譲り受けたプラチナ台にダイヤの取り巻きのクリソベリルキャッツアイとオパールのリングです。とても大切にされてきたお品です。

 

遊色効果の美しいオパールです。

クリソベリルキャッツアイもとても素敵ですね。

 

美しい貴重な宝石ですが、日常に活躍するデザインではないとのことで、セミオーダーリフォームのご相談をいただきました。

ご希望は普段にも使いやすいネックレスです。今回はメインのクリソベリルキャッツアイとオパールだけを利用することになりました。

クラシックな味わいが魅力的な石ですので、よりアンティークのような雰囲気に、ミル加工を施したノワイユのモチーフを使ってシードパールの取り巻きのデザインをご提案しました。

 

 

繊細なチェーンと、取り巻きには希少なアコヤ真珠の1.5ミリ以下のパールを使いました。

優しい印象になり、美しい宝石がより引き立って見えます。

とても気にっていただけました。

 

 

 

ゆくゆくはお嬢様に譲っていかれるとのことで、代々伝えられるジュエリーのリフォームに携われてとても光栄でした。

 


 今日もセミオーダーリフォームのご紹介です。

セミオーダーの範囲で世界に一つだけの特別なデザインにリフォームも出来るというご紹介をしようと思います。

今日は出来上がりまでのプロセスも含めてちょっと長めです!ゆっくりご覧くださいね。

 

今回お預かりさせていただいたのは、ボリューム感のあるプラチナ台のダイヤリングと、大きな一粒ダイヤのネックレスです。

 

このリングとネックレスの形をそのまま使って違ったイメージにリフォームさせていただくことになりました。

花がお好きでジェイパールのジャルダンのシリーズも気に入っていただいているお客様ですので、

ジャルダンシリーズの既存のパーツを使って、特別感のあるデザインをご提案させていただくことになりました。

 

こちらが最初のプランです。

元のダイヤのリングとネックレスの土台はそのままにジャルダンのマーガレットの大小のパーツと、

パールを使い、リングやネックレスに合わせてアレンジをしたデザインです。

 

イメージ画と合わせて、マーガレットなどの地金のパーツを仮置きした状態をご覧いただきました。

ジャルダンシリーズは地金の上に手描きで絵付けをしますので、絵付け前はこのような感じです。

この段階も全てメールでのやり取りだけで可能です。

 

マーガレットも気に入っていただきましたが、ご相談の結果、やっぱりバラの花がお好きということで、再度バラモチーフを使ってご提案させていただくことになりました。

いくつかプロセスを辿る中で、ご自分にしっくりくるイメージがはっきりまとまってくるものなので、この段階での練り直しは全く問題ありません。むしろ、一緒に形を作り上げるまでのワクワクする楽しい時間です!

 

こちらがジャルダンのバラの花のモチーフで再提案させていただいたデザインです。

 

 

 

とても気に入っていただきました!

次にバラにつける色を決めました。

ジャルダンのシリーズは全て手描きで絵付けをします。ヴィオラトリコロルの松田が絵付けをしてくれるので、小さなパーツにも驚くほど精緻で多彩な色合いがあり、それがジャルダンシリーズの魅力になっています。

色見本は過去の作品から、選んでいただくことになりますが、今回はこちらのブローチのバラの色を選んでいただきました。

この部分です。

 

こちらがゆっくりと時間をかけて出来上がったリングとネックレスです。

世界に一つだけの素敵なジュエリーになりました。

 

こうして書いていると、やりとりさせていただいた楽しい思い出も蘇り、ちょっと素敵な朝になりました。

今日は店休日ですが、これからお店のバラの水やりに行ってきます!