お預かりしたのは、若い頃に愛用されていたボリュームのあるリングです。
活躍してくれたお品だそうですが、もう使うことがないので、思い切ってリフォームされることになりました。
ダイヤとサファイアのルースを全て外して、k18の枠は引き取らせていただくことに。
沢山のメレダイヤは別のリフォーム時のためににとっておき、今回は綺麗なペアシェイプのブルーサファイアを利用して、新たなリングを作らせていただくことになりました。
デザインはサファイヤをシードパールで取り巻いて、アームにもシードパールを使ったリングということですぐに決まりました。
シードパールというのは2ミリ以下の小さな真珠の総称です。
ジェイパールでは、これまでに時間をかけて集めてきた希少な1.1mm~2.0mmの間のシードパールを使っています。
わずかな大きさの違いで印象が変わるので、パールの存在感が少しある方がお好きだったり、更に繊細な雰囲気を好まれたりなど、それぞれのお客様の好きなイメージに近づけるよう、いくつかのパターンをご提案しながら進めています。今回はアームには1.6ミリ~1.7ミリ、サファイアを取り巻く部分には1.8~1.9ミリのわずかだけ大きいシードパールを使うことになりました。
パールで取り巻いたことで、サファイアの色合いとペアシェイプが際立って見えます。華やかですが、柔らかく優しい雰囲気のリングに仕上がりました。
ほどよい存在感もあり、お客様にとてもお似合いでした。
ありがとうございました!
*ご提案から完成まで(約2か月)*石を外した地金はお引き取り
リフォームは事前に詳細のお見積りをさせていただいております。お気軽にご相談くださいね。